ドリンクやサプリメント、顆粒タイプになど様々な製品に応用されているマカですが、摂取をするとなると口に入れるものですので、詳しく知りたいと思うものです。
そこで、今回はアンデスエリアの奇跡とも称されるこの不思議な植物についてお話しましょう。
まず、滋養強壮のあるマカの原産国は、日本から非常に遠く離れたペルーです。
南米に位置する一国ですから、飛行機でも２０時間以上かかる国の１つです。
高原植物の一種であり、日本とは全く異なる気候の中で育つアブラナ科の植物です。
日本に住んでいるとこのエリアは住みにくいように感じるかもしれませんが、人の営みが生まれたのは紀元前と言われており、厳しい山岳地帯にも人々は強く生き延びてきたのです。
そのタフさの理由にはマカがあったから、と言っても過言ではありません。
滋養強壮の理由の１つには根の吸収力が背景にあると考えられており、水分も少ない大地に根を張り、脈々と育つためマカの育った後の土には栄養分がスッカラカンになっていると言われています。
このような植物に類似しているのは、乾燥し寒さの時期も長い朝鮮半島に育つ高麗人参です。
最近でこそハーブティーや美肌効果向けサプリメント、あるいは産後の回復用に応用されるようになりましたが、日本では先に「精力剤」としての認知が拡大しました。
近年その効果は留まることを知らない、と研究が進み、滋養強壮剤、自律神経を整える製品などとして謳われるようになりました。
ハーブティーや飲みやすいドリンクにも加工され、女性にも敷居の低い製品になりつつあります。
その証拠に、女性経営者が女性向けのマカを販売するお店も登場しているのです。
以前の精力的なイメージから、自然が与えてくれたナチュラルテイストな成分、というイメージが広がってきました。
アンデスエリアでは大人から子どもまで口にする野菜ですから、副作用もとても低く安心です。
身近なところですと、地方在住の方でもドラッグストアや薬局で購入することが出来ます。
